【橿原高校 書店クラブ】教科書に載っていた本特集

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今回、橿原高校 書店クラブが紹介する本のテーマは「教科書に載っていた本」。
中学校、高校の授業で習った作品の中から、印象に残っている作品、好きな作品を紹介します。
最近学校で習ったばかりの学生にも、学校を卒業して久しい大人の方にも、ぜひ読んでほしい本です。

本記事は、奈良県立橿原高等学校の書店クラブとの連携で提供しています。
書店クラブによる書籍紹介を生徒たち自身の言葉でお届けします。

目次

羅生門・鼻・芋粥

羅生門・鼻・芋粥POP

「悪への一線」

廃れた羅生門の下で、雨が止むのを待っていた一人の下人。彼は、雇われていた主人から暇を出され、路頭に迷っていた。彼が門の楼上を登ると、そこには女の死体の髪を抜く老婆がいて…。
文豪、芥川龍之介が描く、下人の悪への葛藤の物語。

『羅生門・鼻・芋粥』
角川文庫
発行:KADOKAWA
芥川 龍之介(著/文)

おちくぼ姫

おちくぼ姫POP

「平安時代のシンデレラ」

いじわるな継母にいじめられ、下女のような扱いをうけているお姫様が、すてきな少将と出会い恋に落ちるお話。原作は、平安時代に書かれた『落窪物語』です。この本では所々に解説があるので古典が苦手な人でも楽しめるお話となっています。
今回のポップの見所はイラストですので、ぜひ書店にてご覧下さい!

『おちくぼ姫』
角川文庫
発行:KADOKAWA
田辺 聖子(著/文)

少年の日の思い出

少年の日の思い出ポップ

「そうか、そうか、つまり君はそんな奴なんだな」

蝶の採集が趣味の少年の話。中学校で習って、エーミールという少年のセリフが印象に残った人も多いのではないでしょうか?ポップに書いてあるのは、作中にも登場するクジャクヤママユとコムラサキです。

『少年の日の思い出』
草思社文庫
発行:草思社
ヘルマン・ヘッセ(著/文)
岡田 朝雄(翻訳)

橿原高校 書店クラブとは?

書店クラブロゴ

奈良県立橿原高等学校(橿原高校)が立ち上げた新しい部活動。
株式会社三洋堂書店橿原神宮店の協力のもと、店舗を部室とし、書店に関わる方々と交流しながら活動を行う。

書店クラブ_部員

本を通してのつながり・来店者とのつながり・書店や地域とのつながりという3つのつながりを重視。
月ごとのテーマに応じた書籍の紹介や来店者アンケートの実施などを行っている。

今回ご紹介した書籍の購入はこちら!「三洋堂書店橿原神宮店」のアクセス・営業時間・駐車場

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