ご挨拶
皆さん、ご無沙汰しています。稗田阿礼です
お元気でしたか?飛鳥です
飛鳥ちゃん、今日もよろしくやで
先日、ウェブミーティングでインタビューした奈良クラブの可児選手にリアルで会うってことで、バリバリ緊張してるんよね?
そやねん・・・
あ!言うてる間に来はったんちゃう?
はっ!!来はった!!
こんにちは。奈良クラブの可児です
こんにch2p・・・
阿礼さん、また緊張してる・・・。
リアルでは、はじめまして。飛鳥です
はじめまして。阿礼です!
やっと直接会えましたね
今日は、ここ橿原市に宮を造られた初代天皇・神武天皇ゆかりの地を可児選手と訪れながら、神武天皇や古事記について語り合いますよー!
では早速、出発しましょう!!
よろしくお願いします
古事記との出会い
古事記って奈良時代の書物だし、読みにくかったでしょう?
可児選手は、どのバージョンの古事記から入ったんですか?
現代語訳?マンガ?まさかの原文だったりして?
竹田恒泰さんの本から入りました。分かりやすく解説されていて、理解が深まりました
そういえば可児選手って、めちゃくちゃたくさん本を読んではりますよね
本を読むのは楽しいし、時間を有効活用するとたくさんの本に出会えますからね
その中のひとつに、私の古事記と出会ってもらえて嬉しいですわ
神武天皇の印象
古事記を読んで、神武天皇の印象ってどんな感じでした?
初代の天皇でしょう?ものすごいカリスマ性があったんだろうなって思いました
そうですね。ニニギが天孫降臨された高千穂から、もっと日本の真ん中に行こう!って奈良まで大移動してこられた初代天皇ですからね
高千穂におられた頃の神秘的な存在から、神さまと人間の中間的な存在というか、もっとリアルな存在として革命をおこされたような感じがしますよね
歴史を学ぶ
前回のウェブインタビューで、古事記を読むきっかけを聞きましたよね。別の時代の歴史は、いかがですか?
もともと歴史が好きで、戦国時代や幕末と歴史を辿っているうちに昭和史に至った時、日本人の精神の根本ってどこから来たのかなって気になって、古事記まで遡ってみることにしたんです
なるほどー!そういうプロセスで、阿礼さんの古事記に!
ちなみに、幕末では誰が好きですか?
吉田松陰ですね。獄中でも学びを忘れず、講義をし続けたっていうエピソードが特に好きです
学ぶって大事ですよね。
私のおじいちゃんが、『お金や物は火事や泥棒に持って行かれるかも知れんけど、学んで得た知識は誰にも取られへん』って言ってたの、思い出しました。
可児選手って、新しい知識を得ることで新しい疑問が生まれて、またさらに新しい知識が深まって…って無限に知識が貯まっていくタイプですよね!すごいです!
日本・奈良の歴史(御陵の参道にて)
あぁ、とても気持ち良い・・・
本当に。静かで清らかな空気が漂っていますね
奈良にきて、古墳や古い神社など深い歴史のある場所がたくさんあるのに感激したんです
奈良にずっと住んでいると、当たり前みたいに思っちゃうんですよね
こういう場所は、他府県だとこんなにたくさん無いんです。特別なんですよ
そっか… ありがたいのか…
しかも、こんな風に歴史がきちんとした形で残されているという事もすごいと思うんです
どういうことですか?
外国では王朝が変わると、前の王朝に関わる全てを破壊したりしますよね
たしかに、長い歴史を誇る中国でさえ、歴史的な建物などはあまりたくさん残されていないって聞きます
奈良をはじめとして日本に、たくさんの歴史的な建造物などが残されているのは、王朝というか天皇家がひとつで、みんながそれを尊重して、そのもとで文化が脈々と流れてきたからなんだなって思うんです
だから統一感のある文化になっている気もするし、”行間を読む”なんてスゴ技ができるのも、こういう文化の根っこがひとつで、その共通認識が背景にあるお陰なのかも
そんな気がするんですよね。しかも、神代の昔から話し合い重視の民主主義がベースにある日本が好きだし、日本人であることに誇りを感じるんですよね
なるほどー!
古事記を読み始めたタイミングで、ちょうど奈良に移籍してきたというのも深いご縁を感じます
そうやって可児選手に古事記を読んでもらえて私も嬉しいわ
可児選手と奈良の地は、これからも深いご縁でつながりそうですね
オフに、いろんな神社やお寺に出掛けたりもしていますし
どんどん奈良の神仏に応援してもらって、今後もご活躍くださいね。
本日はお付き合いありがとうございました
折に触れ古事記を読み返して、ご縁のある場所を訪れてみてください。
ご活躍を祈っています
ありがとうございました
ファンの皆さんへも、何かコメントをお願いできますか?
みなさまいつも応援ありがとうございます。
今シーズンももうすぐで折り返しです。
今シーズン残り半分も昇格するために全力で頑張りますので応援よろしくお願いします!
可児選手は帰路へ
阿礼さん、お疲れ様
飛鳥ちゃん、今回も司会ありがとね
可児選手いい人やし、今回も楽しかったー
可児選手の健闘を心から祈るよ。
そして、読者の皆さんのご多幸もね
最後までお付き合いありがとうございました
ありがとうございました。
たまにはこの記事を読み返して、私たちを思い出してくださいね
【ダイジェスト古事記 他の話はこちら】
第一章:古事記って何?
第二章:天地開闢(てんちかいびゃく)
第三章:黄泉の国から
第四章:高天原の事情
第五章:地上の星
第六章:愛と嫉妬の物語
第七章:国譲りのコト
第八章:天孫降臨
第九章:GO EAST!
第十章:古代パンデミック
第十一章:兄弟の絆と不老不死の実
第十二章:ヤマトタケル伝説(ダイジェスト)
第十三章:戦う女帝
第十四章:愛ゆえに税を捨てた帝
第十五章:スーパーダイジェストフィナーレ
【特別企画】奈良クラブ・可児選手に聞く「古事記の魅力とは」
エルティグレ
奈良県生まれ、奈良県育ち。就職を機に奈良を出て大阪から東京へと移り住んでいるうちに原点回帰の大Uターン移住。奈良を離れる時は特に何も思っていなかった奈良の魅力にどんどんハマり、社寺のこと、神道や仏教のこと、伝統行事や文化のこと、古事記や日本書紀、いろいろ勉強するうちにガイドまでやるようになった覆面ライター。奈良まほろば検定1級。奈良県地域通訳案内士。趣味はラーメンとプロレス。